前回のおさらい
新橋夢クリニックで体外受精を受けたみどりさん(妻)とサブボス(夫)。
グレード6BAの胚盤胞を移植し、後は祈るだけ。
幸運にも移植日はお盆休み初日。移植後はストレスフリーの休日続きで、妊娠には有利な環境が整ったか・・・?
体外受精後1週間
体外受精後はじめ3日間(お盆休み前半)は、サブボスの実家へ里帰り。帰り道に温泉に行き満喫しました。
その後3日間(お盆休み後半)は、みどりさんの実家へ里帰り、サブボスの応援するJリーグの試合を見にさらに県外に行き、これまた満喫しました。
サブボス自身は、なるべく移植のことを意識しないように、そしてみどりさんに意識させないようにしていました。やれることはやったので、思い出すよりもいったん忘れて楽しんだ方がストレスにならず、妊娠しやすいのでは・・・という作戦です。
みどりさんはどう考えていたかはわかりませんが、意外にも不妊治療のことをあまり話してこなかったので、同じ思いだったのかもしれません。
歓喜の瞬間
しかしさすがに1週間たつと、そわそわしてきます。
みどりさんは「ダメな気がする。身体の変化が無い」としきりに言うようになりました。
みどりさんの身体の変化に対するコメントは外れることが多いので、落ち着くよう諭します。
「我慢できない、妊娠検査薬をやる!」とみどりさん。止めても無駄なので、みどりさんの決意のままに妊娠検査薬をやります。
みどりさん「ん・・・惜しいな。ダメだけど、惜しい。でもいいんだ。前と違って惜しい所まで来たから」
と謎のポジティブなコメントを残します。
見ると、薄っすら反応が出ているようです。
サブボス「これはOKではないか?また明日やってみるか?」
みどりさん「いや、1週間でこれはダメでしょ」とポジティブなのかネガティブなのかわからないコメント。
やっぱり陽性でないことに少なからずショックは受けてる模様。
とにかく明日もう一度やろう!とサブボス。しぶしぶOKするみどりさん。
そしてしぶしぶ翌日に再チャレンジ。すると・・・
なんと反応が!歓喜に沸くサブボス家。
みどりさんは泣いています。サブボスももちろん泣いています。
ジョホールバルの岡ちゃん並に走り出したくなります・・・・・・・!
まさかこの日が来るとは!!サブボスの夜明けぜよ!!!!!
体外受精後2週間
体外受精後2週間経過し、新橋夢クリニックで正式に判定してもらいます。
結果は無事に陽性。
正直ひっくり返る可能性もあると思っていたので、無事陽性判定してもらい安堵しました。
結果を聞いた後、移植した胚盤胞の様子を収めたCD-ROMを貰いました。これは一生の記憶と記録になりそうです、
不妊治療、体外受精で苦労してきましたが、
自分たちの子供がまだ一つの細胞だった頃の様子を見れるなんて、自然妊娠ではできない特別なことを体験できたんだ、と嬉しくなりました。
このひとつの胚盤胞が成長して人になってお腹から出てくるなんて、やっぱり生命って神秘的ですね。
その後は、みどりさんは経過観察でクリニックに通い、10週のところで無事卒業。
卒業時に、家の近くの産科やってる総合病院向けに紹介状を書いてもらい、卒業後はそこへ通うことになりました。
こうしてみどりさんとサブボスの不妊治療は一旦終わり。
感謝の気持ち
この場をお借りして、
不妊治療に関わって頂いた全ての病院スタッフの方、漢方薬局の先生、アドバイス頂いた先輩、理解を頂いた会社の方々、そのほか全ての方に厚く御礼申し上げます。
そして、共に戦ったみどりさんに感謝の気持ちを。
2023/5/3 サブボス
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