前回のおさらい
新橋夢クリニックでの治療を開始し、とんとん拍子で体外受精へたどり着いたみどり(妻)とサブボス(夫)。
卵子も6個採れ、精子もミグリスを使って調整できるレベルで良かったと順調な滑り出し。
10日後、受精卵が無事育ったか聞きに再び2人は新橋に足を踏み入れたのだった・・・
2/6凍結へ
ドキドキしながら結果を聞きます。
結果を聞くのは、会計の待合室のすぐ隣の小部屋。
感染対策の換気のため?で、ドアは開けっ放し。前の人の話は余裕で聞こえてきます。
そして呼ばれるみどりさんとサブボス。
結果は、2個胚盤胞まで成長したので凍結しました、と。
詳しく聞くと、どうやら凍結したのはM2のものとM1のもののようです。M2も2つ取れていたはずなので、必ずしもM2のものが有利なわけではないみたいですね。
胚盤胞のグレードで言うと、M2のものが6BB、M1のものが6BAとなったようで、2つ凍結したうち、グレードのより良いM1のものを移植することになりました。
歓喜のみどりさんとサブボス。1個じゃなく2個、というのが前向きにさせてくれます。
ただ、1回目も移植までは行きましたからね。ここからが本当の勝負なのかもしれません。
次は移植の準備。8月1週目で体調確認のため来院し、その翌週に移植する運びとなりました。
移植!
お盆休みに入った真夏の日、大事な胚盤胞をみどりさんへ移植するため2人で来院しました。
移植がどんな感じだったかサブボスにはわかりませんが、無事終わったようです。
移植後、また説明を受けます。
クリニックから頂いた移植胚の状態は下記。
採卵時の成熟度 | M1 |
媒精から凍結保存までの時間 | 135時間 |
透明帯の除去処理 | 有 |
演習場に位置する栄養外胚葉の数 | 20個 |
子宮内膜の厚さ | 10mm |
不妊治療って改めて凄いと思ったのは、データが凄い揃ってるんですよね。今回で言うと
採卵時成熟度別の妊娠率
M2 | M1 | GV |
---|---|---|
46% | 41% | 48% |
胚盤胞凍結施行別の妊娠率
day5 (130hr以下) | day6 (131-154以内) | day7 (155hr以上) |
---|---|---|
56% | 36% | 17% |
こんな感じでデータがあります、と。
どれどれ・・・サブボスたちの移植したのはM1で、day6だから・・・
ん?あまり高くないけど、30~40%って感じですかね。でも凍結までの時間が135時間だから、ほぼday5みたいなもんでしょう、と前向きに考えることにしました。
で、結果は2週間後。
1回目でもそうでしたが、気になって1週間後くらいに妊娠検査薬したくなっちゃうんですよね。特にみどりさんは気になって気になってしょうがないみたいで、翌日にも検査薬する勢いです。
何はともあれ、無事移植を済ませました。
その日からちょうどお盆休みに突入です。身体に負担がかからないという意味では、最高のタイミングかもしれません。
コメント