(書評)社会人の時間術 最強のマネジメント
さっと読めるミニ書籍(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))というもの298円だったので購入。
内容は凄くシンプルで、自分の目標を立てましょう。目標のために仕事や家での時間をうまく使いましょう、そのために細かい時間術も参考になるものを書いておきます、という内容です。
なかに、「コンパスと地図」「鳥の目と虫の目」という単語がでてきます。書き直すと、コンパスと地図(鳥の目)と、細かい時間術(虫の目)となります。
コンパスとは、文字通り自分の進みたい方向のこと。
地図とは、効率よくゴールをたどり着くことのできるための手段のこと。
時間を何に使いたいか定め(コンパス)、そのために仕事や家での時間をどううまく使うか(地図)がカギとなる、ということです。一方で、虫の目は、もっと細かい時間術のことです。
鳥の目によって時間をどう使いたいか、どう向き合うかを見たあと、虫の目で細かい方法論を突き詰めていく、という順番が大事だと主張されています。
淡々としたシンプルな文章ゆえに、読みやすいです。特に五章の時間術の所は簡潔ですが色々書かれているので、何か時間術を試したいなーと思った時に辞書代わりに使える一冊。
筆者