不妊治療

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不妊治療036_歓喜の瞬間

体外受精後はじめ3日間(お盆休み前半)は、サブボスの実家へ里帰り。帰り道に温泉に行き満喫しました。 その後3日間(お盆休み後半)は、みどりさんの実家へ里帰り、サブボスの応援するJリーグの試合を見にさらに県外に行き、これまた満喫しました。 サブボス自身は、なるべく移植のことを意識しないように、そしてみどりさんに意識させないようにしていました。やれることはやったので、思い出すよりもいったん忘れて楽しんだ方がストレスにならず、妊娠しやすいのでは・・・という作戦です。 みどりさんはどう考えていたかはわかりませんが、意外にも不妊治療のことをあまり話してこなかったので、同じ思いだったのかもしれません。
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不妊治療035_体外受精3回目②(新橋夢)

ドキドキしながら結果を聞きます。 結果を聞くのは、会計の待合室のすぐ隣の小部屋。 感染対策の換気のため?で、ドアは開けっ放し。前の人の話は余裕で聞こえてきます。 そして呼ばれるみどりさんとサブボス。 結果は、2個胚盤胞まで成長したので凍結しました、と。 詳しく聞くと、どうやら凍結したのはM2のものとM1のもののようです。M2も2つ取れていたはずなので、必ずしもM2のものが有利なわけではないみたいですね。 胚盤胞のグレードで言うと、M2のものが6BB、M1のものが6BAとなったようで、2つ凍結したうち、グレードのより良いM1のものを移植することになりました。 歓喜のみどりさんとサブボス。1個じゃなく2個、というのが前向きにさせてくれます。 ただ、1回目も移植までは行きましたからね。ここからが本当の勝負なのかもしれません。 次は移植の準備。8月1週目で体調確認のため来院し、その翌週に移植する運びとなりました。
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不妊治療034_体外受精3回目①(新橋夢)

そしてとうとう、体外受精を行う日がやってきました。 検査とかは正直今までのクリニックと大差ないです。この日のために東京まで通ってきたのです。 当日は、クリニックに着いたらみどりさんとサブボスは別行動。 サブボスは、呼ばれたら5階?の採精室へ向かいます。一通り説明を受け、入室。 いつも通り、これまでの不妊治療での出来事を思い出します。この日のために・・・と精神を統一します。 ・・・・・・ いつも大事ですが、今回はサブボスの数値がいつも以上に大事になってきます。 それは、ずばり「ミグリス」のためです。 ミグリスとは、精子を選別装置、調整装置のことです。 体外受精や顕微授精の前に、精子を調整するのですが、その方法は色々あるようです。 密度勾配遠心分離法、洗浄濃縮法、swim up法などは、結局のところ遠心分離で精子を選別してるため、精子が物理的なダメージを負ってしまう、と。 そこで、詳しくはもちろんわからないのですが、特別な装置「ミグリス」という装置を使うと、他の方法よりも有意に運動率が高い精子が選別できるようです。
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不妊治療033_新橋夢とリプロ

2つの病院へ行ったのですが、どちらにするか決めなくてはなりません。 Dクリニックでの経験でわかっているのは 高刺激で1回目うまくいかなかった 保険適用の治療で二回目うまくいかなかった(移植すらたどり着かなかった) 正直、夢もリプロもこれまで通ったクリニックとは比較にならないほど大きく、立派で、人も多いし知名度も高い。どっちに行っても、クリニックのレベルで差がつくわけではなく、、結局は「体質と治療方針が合ってる」方に行かないといけません。 それはどっち?と問われると、Dクリニックでしか体外受精を経験したことのない自分達には決めかねます・・・ であれば、新橋夢クリニックにしようと決めました。
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不妊治療032_いざ東京へ

そのなかで大きなクリニックを3つ選びました。 これは超有名店で皆さん知ってらっしゃるところだと思うので実名で出しますが リプロダクション東京(通称リプロ) 新橋夢クリニック(通称夢) 加藤レディースクリニック(通称KLC) さらに、新橋夢クリニックの院長が新しく開院したナチュラルアートクリニック日本橋(通称NAC)とかも候補です。 この院長が有名人なだけあって
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不妊治療031_体外受精2回目

2日後、培養士さんから電話を貰います。 結果は×。 なんと、2つはうまく受精できたようですが、変性してしまってダメだったとのこと。 変性とはなんでしょうか・・・先生に聞いてみるか・・・。 週末、診察を受けに行きます。 先生は、うまく受精できずダメでした、と。 あれ?変性は?? 最後まで変性については触れられず、終了。先生の診察の後、看護師さんと今後の方針を相談する場があったので聞いてみます。 「変性があってダメだった、て培養士さんから電話貰った時は言ってたんですが・・・」 看護師さんは、当日電話してくれた培養士さんに話を聞いて戻ってきました。実際は変性してたみたいです・・・とのこと。 これにみどりさんは腹を立てます。
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不妊治療030_お腹の手術

みどりさんのお腹は日に日に悪くなっており、臍から膿も出てくるようになり、歩くのもやっとの状態になってしまいました。 体外受精前に注射したのが原因なんでしょうか。ネットで調べても、それらしい事例は出てきません。 なので、再度病院へ。泌尿器科から皮膚科へたらいまわしにされた結果、なんと入院して手術することになりました。(おそらく)注射したところから細菌が入ってしまったのが原因だろう、と。 入院なんてしたことないので、準備であたふたします。が、病院の方が丁寧に入院の手引きを教えくれます。ほとんどレンタルできるので、ほぼ手ぶらで行っても大丈夫でした。 手術自体は1時間ほどで終わりました。サブボスも病院内で待機。 みどりさんは全身麻酔だったので手術後はほとんど会話できませんでしたが、手術を終え病室へ運ばれたみどりさんを見届けました。
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不妊治療029_体外受精

朝9時30分頃、みどりさんとサブボスはDクリニックに到着します。 家を出るとき、近所に住む野良猫が道路に現れ、まるで「頑張れよ」と言わんばかりにこちらを見ていました。 受付を済ませ、サブボスは1階へ。採精室前の待合室に3人男性が座って待っています。 特に話すこともなく(もちろんですが)、スマホを見ながら待ちます。 待つこと30分、呼ばれて採精室に入ります。 タイミング法、人工授精、血のブライダル、聖夜決戦・・・これまでの苦しい経験が頭に蘇ります。 その苦しい生活にピリオドを打つべく、「いよいよ本番か・・・」と呟きながらも平常心を心がけ、自分のやるべきことを実行します。
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不妊治療028_体外受精の準備

で、その採卵できる卵胞を増やすため、みどりさんは日々注射を打つことになりました。通常時であれば作られる卵胞は1つ。でも、体外受精では卵胞を多く体外に取り出せた方が受精卵をたくさん用意できるので有利。 そのため、薬を使って卵胞をたくさんできるようにしましょう、ということ。この辺がいわゆる高刺激or低刺激というやつで、薬を使って卵胞をたくさんにしましょう、というのが高刺激と呼ばれる方針で、自然にできる卵胞で勝負しましょう、というのが低刺激と呼ばれる方針です。 Dクリニックは高刺激寄りのクリニックだったので、みどりさんは毎日セルフで注射をお腹に打ちます。病院で注射の打ち方をレクチャーしてくれますが、ただ打つだけでなくて薬剤を混ぜてとか空気を抜いて、とか少し複雑。クリニックのHPに動画で説明されていますが、結構大変です。 毎日薬を混ぜて、注射をして、結構痛そう。サブボスは、というより世の男性はこの痛みと戦ってくれる女性の方に感謝の気持ちを持ちましょう。
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不妊治療027_体外受精のためクリニック変更

結論から書くと、Dクリニックで体外受精を受けることにしました。 ある土曜日、みどりさんとサブボスは予約したDクリニックへ向かいました。 車で高速使って1時間半。ここかここか・・・と時間ギリギリに着いたところ、綺麗で設備が凄いのに驚きます。 しかも良いか悪いかわかりませんが、駐車場のゲートすら予約のQRコードがないと開かないです。 それを潜り抜けても入口の自動ドアのところにもQRコード。時間ギリギリに着いたので、なかなか入れず焦ります・・・ ようやく入れた・・・と思ったら、子ども1人目の方は入口違います、とのこと。そういえばHPにそんなこと書いてあったな、と思いだします。一人目の不妊治療の人と、二人目以上の不妊治療の人を隔離して治療するという配慮の深さ。