まとめ
本書における「モーニングルーティン」とは、「前半30分で1日のタスク分けをし、後半30分で未来の理想に向けた活動をする」というものです。
毎日ルーティンとして夢や未来に向かって行動することは素晴らしいことです。その時間を確保するために時間を使って1日のタスクを整理することも、色んな本に書かれているように有効だと思います。
ただ、本書を読む限り「早起き」との関連性は薄かったように感じました。極端にいえば、前日の夜の方がよくない?と。本書には早起きの心がまえなども書かれており朝に行うことが推奨されていますが、欲を言えばもう少し朝行うメリットが書かれているとタイトルにも腹落ち出来た気がします。
色々書きましたが、
毎日夢を実現するため行動する時間を確保しましょう。そのために1日のタスクの仕分けをして優先順位をつけて実行に移しましょう、と。言うは易しで多くの人はなかなか実行に移せないと思います。そんなあなたに向けて、タスクの仕分け方から夢への行動へ移すコツを丁寧に説明してくれる一冊。
筆者
池田千恵 さん
「朝活の第一人者」。朝イチ業務改革コンサルタント。朝1時間の業務改革による生産性向上、働き方改革のための手法を企業に指導している。
4歳となる男児を育てるワーキングマザー。
構成
Section3まで読めば、タイトルにあるモーニングルーティンとは何か?何がいいの?がわかります。
Section1 いままでの「早起き」が上手くいかなかった理由
Section2 「前半30分」で1日のタスクを段取る
Section3 「後半30分」で夢への「種まき」を進める
Section4 忙しくても「朝1時間」を作る「START UP」の法則
初版:2020年4月9日
ポイント紹介
前半30分の「1日のタスク分け」
1日のタスクを書き出し、4つに分類する
緊急 | 緊急でない | |
重要 | 刈り取り(緑) | 種まき(赤) |
重要でない | 間引き(青) | 塩漬け(黒) |
人はなかなか緊急+重要の部分しか行動できないけど、実は大事なのは重要+緊急でない「種まき」の部分。夢へ向かって種まきの行動がとれるように、1日のタスクを書き出し、分類することで自分が何をしないといけないのかを見える化する。
コメント