前回のおさらい
2021年1月、ついに念願の妊娠。
しかも無理と言われていた自然妊娠。幸せいっぱいです。
・・・
しかし、その幸せは7週間というあまりにも短い期間で、初期流産という形で幕を閉じました。
悲しみに暮れながらも、みどりさん(妻)とサブボス(夫)の妊活は続く・・・
病院変更。Aレディースクリニックへ。
時は過ぎ、2021年6月。
みどりさんとサブボスは家の近くにあるAレディースクリニックに来ました。
Aレディースクリニックはこの辺りでは不妊治療で有名なクリニックで、
翌月の予約が予約開始1時間ほどで埋まってしまうという予約すら難しい人気のクリニック。
サブボスたちが初めにBレディースクリニックに行ったのも、Aレディースクリニックの予約が取れ
なかったためです。
そんなクリニックをなんとか奇跡的に予約することができ、病院変更し、2人で検診に来たのです。
こう聞くと、来ただけで妊娠できる気がしてきます・・・
15人くらい座れる小さめの待合室で待った後、呼ばれます。
先生はおじいちゃんではないけど、結構年上です。滑舌がイマイチでところどころ聞き取れません。
みどりさんは、「Bレディースクリニックで一通り検査はしました」と伝えましたが、
病院ごとの方針があるのか一通り検査をやり直すことに。
紹介状があるわけではないので、そりゃそうか。
サブボスもまた一通り検査をすることに。
といっても、風疹などの感染症など血液検査と得意の精液検査のみです。
Aレディースクリニックも、Bレディースクリニックと同様に男性側の治療は行っておらず、
検査も最低限です。
診察の後、看護師さんから妊娠の仕組みを紙芝居形式で説明を頂きます。
非常に丁寧で物腰柔らかな説明で、質問しやすい環境を演出してくれ、
人工授精をしたい旨を伝えられました。
この月は色々検査をし、来周期ということで7月末に実施することになりました。
6月の検査
6月の検査で、サブボスの精子は改善していることが証明されます。
2020年9月:
濃度800万/ml、運動率:8~10%
↓
2021年6月
濃度3,600万/ml、運動率:35%
WHOの定める自然妊娠のための下限値が
濃度:1,500万/ml、運動率:40%
運動率があと一歩ですが、濃度的にはWHOの下限値を大きく上回っています。
先生も「これなら自然妊娠も可能でしょう」と。
みどりさんももちろん問題見つからず。
うむうむ。これは来月の人工授精も期待できそうです。
人工授精について
サブボスは、妊活する前は人工授精と体外受精の区別がついていませんでした。
話を聞くと、
【人工授精】
・採取した精子を調整し(不純物など取り除く)、女性の子宮内に注入する。
・卵子と精子の出会いは女性の体内で行われる。
・妊娠する確率は10%程度
【体外受精】
・女性の体から卵子を取り出し(採卵)、女性の体外で精子を卵子と出会わせる
・妊娠する確率は30%程度
一般的な不妊治療の方針としては、
タイミング法→人工授精→体外受精。
身体的にもお金的にも負担の少ない人工授精。
人工授精で妊娠した人は、6回までに妊娠する人が9割程度らしく、
人工授精6回やって妊娠しなかったら体外受精へステップアップ、とのこと。
躊躇なく、サブボスたちもまず人工授精をすることにしました。
もしなかなか妊娠しない場合にどのタイミングで体外受精に移るかどうかは、
その時になってしまったら改めて考えることにしました。
Aレディースクリニックは、朝自宅で精子を採取し、7:00まで病院へ持参。
そのあと、指定された時間(9:00~順番で)に病院へ行って、人工授精をする、
という流れです。
いざ人工授精!
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