2023-09

時間術

(書評)仕事の速い人が絶対やらない時間の使い方

仕事における時間術がわかりやすく一般化して書かれており、色々な職種の人が使いやすいないようになっています。 内容で斬新なものは多くないですが、 「AMに集中して取り組む」「所要時間の見積り+振返り」「着手を早く」といった王道の時間術についてメリットとともにわかりやすく書かれています。 また、自分の仕事の後工程の人たちが仕事をしやすくすることが結果的に自分の仕事を早くなることに繋がる、と頭ではわかっていてもなかなか行動に移せないことも書かれており、 改めて仕事中の時間の使い方を見直してみようと思わせてくれます。 仕事がなかなか終わらない、平日の自由時間を少しでも増やしたいという方にまず気軽に試せる時間術を提供してくれる、王道のおすすめの一冊。
時間術

(書評)社会人の時間術 最強のマネジメント

さっと読めるミニ書籍(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))というもの298円だったので購入。 内容は凄くシンプルで、自分の目標を立てましょう。目標のために仕事や家での時間をうまく使いましょう、そのために細かい時間術も参考になるものを書いておきます、という内容です。 なかに、「コンパスと地図」「鳥の目と虫の目」という単語がでてきます。書き直すと、コンパスと地図(鳥の目)と、細かい時間術(虫の目)となります。 コンパスとは、文字通り自分の進みたい方向のこと。 地図とは、効率よくゴールをたどり着くことのできるための手段のこと。 時間を何に使いたいか定め(コンパス)、そのために仕事や家での時間をどううまく使うか(地図)がカギとなる、ということです。一方で、虫の目は、もっと細かい時間術のことです。 鳥の目によって時間をどう使いたいか、どう向き合うかを見たあと、虫の目で細かい方法論を突き詰めていく、という順番が大事だと主張されています。 淡々としたシンプルな文章ゆえに、読みやすいです。特に五章の時間術の所は簡潔ですが色々書かれているので、何か時間術を試したいなーと思った時に辞書代わりに使える一冊。 筆者
時間術

(書評)プロの時間術

やることを小分けして、時間割に落とし込み、その通りにこなして、毎日時間割を見直す。 後回しにすることもなく、何をしていいかモヤモヤすることもないので、決められて期限までに仕事や勉強を終わらせることができる。 これが本書に書かれている時間術です。 スケジュール通りに仕事を進めることで生まれる達成感、期限ギリギリで最後に焦ってクオリティが上がりきらないという思いから解放されたい。そんな思いを持つ人に、学校を卒業して以来忘れてしまった「時間割」の大切さを思い出させてくれる一冊。
時間術

(書評)「朝1時間」ですべてが変わるモーニングルーティン

本書における「モーニングルーティン」とは、「前半30分で1日のタスク分けをし、後半30分で未来の理想に向けた活動をする」というものです。 毎日ルーティンとして夢や未来に向かって行動することは素晴らしいことです。その時間を確保するために時間を使って1日のタスクを整理することも、色んな本に書かれているように有効だと思います。 ただ、本書を読む限り「早起き」との関連性は薄かったように感じました。極端にいえば、前日の夜の方がよくない?と。本書には早起きの心がまえなども書かれており朝に行うことが推奨されていますが、欲を言えばもう少し朝行うメリットが書かれているとタイトルにも腹落ち出来た気がします。 色々書きましたが、 毎日夢を実現するため行動する時間を確保しましょう。そのために1日のタスクの仕分けをして優先順位をつけて実行に移しましょう、と。言うは易しで多くの人はなかなか実行に移せないと思います。そんなあなたに向けて、タスクの仕分け方から夢への行動へ移すコツを丁寧に説明してくれる一冊。
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(書評)5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人

自分もこれを読んだらドイツ人のように明日5時に帰れるようになる!という本ではありません。日本でも、働き方改革の名のもとに労働時間を短縮しようという動きが進められていますが、ドイツでの就業経験をもとに日本の働き方改革の甘さを主張されています。 なぜドイツでは残業が少ないのか?ドイツの法律や仕事へのスタンス、会社との付き合い方など文化そのものを日本と比較しながら説明されており、非常にわかりやすく理解でき、色々考えさせられる一冊。