2023-08

時間術

(書評)朝イチのメールが残業を増やす

一言で言うと、「脳を集中させて」生産性を上げるための本です。 章ごとそれぞれ「睡眠」や「重要な仕事は午前中に済まそう」などテーマが設定されており、全6章。テーマ自体は目新しくないものの、それぞれ作業療法士の筆者がこれまで研究・実践してきた脳を集中させる方法と紐づけて書かれていて説得力があります。
時間術

(書評)あなたの1日を3時間増やす「超整理術」

「情報を1か所に集約していつでも取り出しやすくする」ことをはじめとして、情報を含めた身辺の整理整頓が自分の時間を増やすことに繋がる、という本になります。 前半は、 身辺の整理が時間短縮に繋がるとか、隙間時間にやることはリスト化しましょう、というノウハウ的なことが書かれていますが 後半は、 ノウハウを越えた意識づけ的なことも一部書かれています。 身辺やPCの中の整理から始まり、あらゆることを短時間でこなし時間を確保する。 更には確保した時間で自分の価値を高めることにも繋げていこう、という前向きなサイクルを作っていくための1冊。
時間術

(書評)神時間力

本書は物語風に書かれているためわかりやすく、かつ内容も重くないので一気に読めます。主張は大きく2つ。 1.人生とは時間の投資である 2.得られる結果(ゴール) = 投資した時間 × 行動レベル(生産性の高さ) 上記の主張を軸に、時間の使い方の授業を通して、 「限られた自分の人生の時間を何に使うか?」 という問いへの答えを迫る一冊。
時間術

(書評)最適な「人生のペース」が見つかる 捨てる時間術

「時間ミニマリスト」(自称?)である筆者の全体を通しての主張は、 「やりたいことをやる時間を確保するため、やらなくていいことを発生させないようにしましょう」 片づけって面倒だから、モノ探すのって大変だから、モノ自体を増やさないようにしましょう。 夫婦喧嘩ってしない方がいいよね、だからいつも円満でいるためにこういう工夫してます。 と、こういうイメージです。 エビデンスのある研究結果がずらずらっと書かれているわけではないので、エビデンスを求める方には少し物足りないかもしれません。エビデンスのある研究結果を紹介する本は世の中にたくさん出回っていますのでそっちを参照しましょう。 逆に、本書は筆者本人の経験則が纏められています。これは、本として出版されるほど多くの人に共感を得た再現性のある情報、と考えられます。 時間ミニマリストである筆者の実体験で積み上げた「やりたいことをやる」ためのノウハウ・時間術を吸収したい方、特にミニマリスト気質の方にオススメの1冊。