2023-04

不妊治療

不妊治療031_体外受精2回目

2日後、培養士さんから電話を貰います。 結果は×。 なんと、2つはうまく受精できたようですが、変性してしまってダメだったとのこと。 変性とはなんでしょうか・・・先生に聞いてみるか・・・。 週末、診察を受けに行きます。 先生は、うまく受精できずダメでした、と。 あれ?変性は?? 最後まで変性については触れられず、終了。先生の診察の後、看護師さんと今後の方針を相談する場があったので聞いてみます。 「変性があってダメだった、て培養士さんから電話貰った時は言ってたんですが・・・」 看護師さんは、当日電話してくれた培養士さんに話を聞いて戻ってきました。実際は変性してたみたいです・・・とのこと。 これにみどりさんは腹を立てます。
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不妊治療030_お腹の手術

みどりさんのお腹は日に日に悪くなっており、臍から膿も出てくるようになり、歩くのもやっとの状態になってしまいました。 体外受精前に注射したのが原因なんでしょうか。ネットで調べても、それらしい事例は出てきません。 なので、再度病院へ。泌尿器科から皮膚科へたらいまわしにされた結果、なんと入院して手術することになりました。(おそらく)注射したところから細菌が入ってしまったのが原因だろう、と。 入院なんてしたことないので、準備であたふたします。が、病院の方が丁寧に入院の手引きを教えくれます。ほとんどレンタルできるので、ほぼ手ぶらで行っても大丈夫でした。 手術自体は1時間ほどで終わりました。サブボスも病院内で待機。 みどりさんは全身麻酔だったので手術後はほとんど会話できませんでしたが、手術を終え病室へ運ばれたみどりさんを見届けました。
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不妊治療029_体外受精

朝9時30分頃、みどりさんとサブボスはDクリニックに到着します。 家を出るとき、近所に住む野良猫が道路に現れ、まるで「頑張れよ」と言わんばかりにこちらを見ていました。 受付を済ませ、サブボスは1階へ。採精室前の待合室に3人男性が座って待っています。 特に話すこともなく(もちろんですが)、スマホを見ながら待ちます。 待つこと30分、呼ばれて採精室に入ります。 タイミング法、人工授精、血のブライダル、聖夜決戦・・・これまでの苦しい経験が頭に蘇ります。 その苦しい生活にピリオドを打つべく、「いよいよ本番か・・・」と呟きながらも平常心を心がけ、自分のやるべきことを実行します。
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不妊治療028_体外受精の準備

で、その採卵できる卵胞を増やすため、みどりさんは日々注射を打つことになりました。通常時であれば作られる卵胞は1つ。でも、体外受精では卵胞を多く体外に取り出せた方が受精卵をたくさん用意できるので有利。 そのため、薬を使って卵胞をたくさんできるようにしましょう、ということ。この辺がいわゆる高刺激or低刺激というやつで、薬を使って卵胞をたくさんにしましょう、というのが高刺激と呼ばれる方針で、自然にできる卵胞で勝負しましょう、というのが低刺激と呼ばれる方針です。 Dクリニックは高刺激寄りのクリニックだったので、みどりさんは毎日セルフで注射をお腹に打ちます。病院で注射の打ち方をレクチャーしてくれますが、ただ打つだけでなくて薬剤を混ぜてとか空気を抜いて、とか少し複雑。クリニックのHPに動画で説明されていますが、結構大変です。 毎日薬を混ぜて、注射をして、結構痛そう。サブボスは、というより世の男性はこの痛みと戦ってくれる女性の方に感謝の気持ちを持ちましょう。
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不妊治療027_体外受精のためクリニック変更

結論から書くと、Dクリニックで体外受精を受けることにしました。 ある土曜日、みどりさんとサブボスは予約したDクリニックへ向かいました。 車で高速使って1時間半。ここかここか・・・と時間ギリギリに着いたところ、綺麗で設備が凄いのに驚きます。 しかも良いか悪いかわかりませんが、駐車場のゲートすら予約のQRコードがないと開かないです。 それを潜り抜けても入口の自動ドアのところにもQRコード。時間ギリギリに着いたので、なかなか入れず焦ります・・・ ようやく入れた・・・と思ったら、子ども1人目の方は入口違います、とのこと。そういえばHPにそんなこと書いてあったな、と思いだします。一人目の不妊治療の人と、二人目以上の不妊治療の人を隔離して治療するという配慮の深さ。
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不妊治療026_体外受精を経験した身近な先輩へ相談

体外受精をすると決めたものの、このまま進めていいか疑問なサブボス。 と、そこで、みどりさんの先輩で不妊治療、体外受精をして子供を授かったという方がいるということで、ご助言を頂くことに。 その方は社内であまり理解が得られず体調も崩してしまい、不妊治療休暇を取って治療を続け、最終的に体外受精をして無事子供を授かったよう。 たまたま家も遠くないということで直接アドバイスを頂くことに。 まず、 サブボスたちが通っているAレディースクリニックは、辞めた方が良いんじゃない?ということ。 その先輩が上手くいかなかったという個人的な理由もありますが、タイムラプス法というのが無いんじゃなかったかな?と。 タイムラプス法とは、体外受精のとき、受精卵が育ってるかどうか培養器から取り出さずにカメラで確認する方法。通常は毎回取り出してチェックするため受精卵に負担がかかってしまうらしいです。
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不妊治療025_体外受精へステップアップ

体外受精は人工授精のときよりも女性の身体の負担が大きくなります。 採卵できる卵の数を増やすための注射をしたり、採卵したり、受精卵を身体に戻したり・・・と、男性には体験し得ない負担がかかります。 また、それに伴い通院回数が増えます。つまり、女性の方はそこでお仕事を休まないといけない必要が生じます。 人工授精のときは月に2~3回、それもAMだけとかだったのですが、5回や6回、かつ1日丸ごとの日も出てくるとなると会社側にも何かしら説明が必要か、と考えました。かつ、 そこまでして子供が欲しいか? 子供が生まれたら本当に幸せか? そういったところまで一度引き返すことにしました。